「眉毛の整え方がわからない」「朝の準備時間を短縮したい」「清潔感のある印象を与えたい」
こんな悩みを持つ男性に、いま大注目されているのが「眉毛アートメイク」です。
かつては女性専用と思われていたアートメイクも、ここ数年で男性の需要が急増。特に芸能人やビジネスマンを中心に、「顔の印象を劇的に変えるテクニック」として男性の間で密かなブームとなっています。

この記事では、実際に眉毛アートメイクを体験した私が、
眉毛アートメイクを検討している男性に向けて、基礎知識から施術の流れ、メリット・デメリット、注意点、そしておすすめのクリニックまで、徹底的に解説します。
Contents
メンズ眉毛アートメイクとは

メンズ眉毛アートメイクとは、男性の骨格や顔の特徴に合わせてデザインされた眉毛アートメイクのことです。
アートメイクの基本
アートメイクは、皮膚の表面から0.02〜0.03mmの浅い層に専用の針で色素を注入し、眉毛を形作る医療行為です。通常のタトゥーが皮膚の1〜2mm程度の深さ(真皮)に色素を注入するのに対し、アートメイクははるかに浅い層に施術するため、肌のターンオーバーにより2〜3年程度で徐々に色が薄れていきます。
メンズアートメイクの特徴
男性向けのアートメイクは、以下の特徴があります
- 自然さを重視: 男性の場合、「アートメイクをしている」と気づかれないような自然な仕上がりを特に重視します
- 男性の骨格に合わせたデザイン: 女性より直線的で太めの眉、アーチが控えめなデザインが基本
- リアルな毛並みの再現: 1本1本の毛並みをリアルに再現する「毛並み眉」技法が主流
- 清潔感とカッコよさの両立: 整いすぎず、かといい無造作すぎない、絶妙なバランスを追求
アートメイクのメリット・デメリット

メリット
- 理想の眉デザインが叶う: 薄い眉も濃く、短い眉も長くするなど、理想の眉に整えられます。色素はブレンドして微調整できるので、肌の色や元の眉毛の色に自然になじみます。
- 時間の短縮・手間の削減: 朝の準備時間が大幅に短縮できます。眉カットや眉メイクの手間がなくなり、忙しい朝でも効率アップが期待できます。
- 清潔感のある印象に: 整った眉毛は、「できる男」「清潔感のある男性」という印象を与えます。顔全体のバランスも整い、より知的でシャープな印象になります。
- 汗や水に強い: 汗をかいても、水に濡れても眉の形が崩れません。ジム、スポーツ、海、温泉など、どんなシーンでも眉が崩れる心配がありません。
- 自信がつく: コンプレックスだった眉の悩みが解消され、外見に自信が持てるようになります。
デメリット
- 一定のコストがかかる: 費用は5万円〜20万円程度と、決して安くはありません(クリニックや施術内容による)。
- 施術後のケアが必要: 施術後1週間程度は特別なケア(軟膏塗布など)が必要です。
- アレルギーリスク: 金属アレルギーやケロイド体質の方は注意が必要です。
- 失敗した場合の対応: もし仕上がりに不満がある場合、除去には時間と費用がかかります。
男性と女性のアートメイクの違い

男性と女性のアートメイクには、いくつかの明確な違いがあります
デザインの違い
- 男性: 直線的で太め、アーチが控えめなデザインが主流。威厳や男らしさを強調
- 女性: アーチが強調された、女性らしい柔らかいラインが特徴。繊細で洗練された印象を演出
技術の違い
- 男性: 眉や髪の自然な流れを再現する繊細な技術が重要。特に眉の毛流れを自然に見せる工夫が必要
- 女性: 眉毛や唇の形を整える技術が重視され、明確なラインや形を作ることが多い
色調の違い
- 男性: 控えめで自然な色調が一般的。自然な陰影と形を重視し、色そのものは最小限に
- 女性: より広範囲の色選択があり、時には鮮やかな色も選択される
肌質の違い
- 男性: 一般的に皮膚が厚く、色素が定着しにくい傾向がある。女性とは異なるテクニックが必要
- 女性: 男性よりも皮膚が薄いため、色素が定着しやすく、施術がしやすい場合が多い
施術の流れとダウンタイム

施術の流れ
- カウンセリング:
- 施術の説明と希望の確認
- 既往歴や薬の使用状況などの確認
- パッチテスト(必要に応じて)
- デザイン決め:
- 顔の黄金比を測定
- 骨格、目の大きさ、距離感などから理想の比率を計算
- 眉のデザインを描画し、確認・調整
- 麻酔:
- 表面麻酔(クリーム状)を塗布
- 20分程度で効果が出る
- 色選び:
- 肌の色や髪の色に合わせて最適な色を選定
- 複数の色を混ぜることも可能
- 施術:
- 専用の極細針で色素を注入
- 手法によって違いあり(毛並み眉、パウダー眉、コンビネーション)
- 所要時間は約1時間程度
- アフターケア説明:
- 軟膏の使用方法
- 注意事項の説明
ダウンタイムと経過
施術直後
- わずかな赤みがある程度で、普段通りの生活可能
- ただし入浴、飲酒、激しい運動は避ける
1〜3日目
- 色が一番濃くなる時期
- 眉の周囲に軽い赤みが出ることも
4〜7日目
- 色が少し落ち着いてくる
- 細かなかさぶたが形成されることも
1週間後
- かさぶたが自然に剥がれ、本来の仕上がりが見えてくる
- ほとんどの方が通常の生活に戻れる
1ヶ月後
- 色が定着し自然な仕上がりに
- 2回目の施術(色の定着を良くするため)を推奨
3〜6ヶ月後
- 最終的な仕上がりが完成
- この状態が1〜3年程度持続
アートメイクを受けている男性有名人

眉毛アートメイクは、多くの男性芸能人・有名人にも支持されています。一部の方々は公言していますが、多くの方は言わなくても気づかれないほど自然な仕上がりになっています。
公言している有名人の例
- カリスマホストのローランドさん(薄めのアートメイク+アイブローで品良く仕上げている)
- GENERATIONS from EXILE TRIBEの数原さん(キリッとした凛々しい眉デザインが特徴)
- 筋肉・美ボディトレーナーの金子賢さん(太くて男らしい眉と髭の相性が抜群)
- BITTERモデルの北岡伸多朗さん(彫りが深い外国人風の印象)
- メイクアップアーティストのおぐねぇー(毛並みとパウダー技法の組み合わせ)
- YouTuberのラファエルさん(素顔は公開していないがインスタでアートメイクを報告)
メンズ眉毛アートメイクの料金相場

メンズ眉毛アートメイクの料金は、クリニックや施術内容によって大きく異なります。以下に一般的な相場を示します。
部位別料金相場
部位 | 1回あたりの相場 | 2回セットの相場 | 追加施術(3回目以降) |
---|---|---|---|
眉毛 | 3〜10万円 | 5〜18万円 | 2〜6万円 |
料金に影響する要素
- 施術者のランク: 経験や技術レベルによって料金が変わるクリニックが多い
- 施術技法:
- 毛並み眉(マイクロブレーディング)
- パウダー眉(グラデーション)
- コンビネーション(毛並み+パウダー)
- 施術回数: 通常2回セットが基本。1回だけも可能だが、仕上がりや持続性の面で2回推奨
- 追加料金:
- 初診料
- パッチテスト代
- 指名料
- 麻酔代(追加の場合)
- キャンペーン・割引:
- モニター価格
- 期間限定割引
- SNS投稿割引など
コスト削減のポイント
- モニター募集のあるクリニックを探す
- 複数回施術のセットプランを選ぶ
- 医療ローンやクレジットカード分割払いを利用する
- LINEや公式サイトのクーポンを活用する
おすすめのクリニック5選

ここでは、男性の眉毛アートメイクに特に定評のあるクリニックを5つ厳選してご紹介します。
D-BROW(Dクリニック)
特徴
- 男性専門のクリニックでメンズアートメイクの症例数が豊富
- 3回に分けて段階的に施術するため、自然な変化で周囲にバレにくい
- オリジナル施術「D-BROW」で自然な仕上がりを実現
料金
- パウダーグラデーション: 118,800円(3回セット)
- マイクロブレーディング: 118,800円(3回セット)
- コンビネーション: 148,500円(3回セット)
- 初診料: 3,300円
所在地: 東京(東京院・新宿院)、札幌、名古屋、大阪、福岡
おすすめポイント: 段階的な施術で自然な仕上がり、男性専門なので女性客を気にする必要がなく落ち着いた雰囲気
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メディカルブロー

私が施術を受けたクリニックです!
特徴
- 毛並み眉専用の超極細ニードルを使用した6Dストローク技術
- 男性専用クリニック(六本木店)あり
- 技術ランク別の料金設定で予算に合わせて選択可能
- 最新の7Dストローク技術を2024年下旬より導入開始
料金
- 6D眉毛: 20,000円(1回)〜150,000円(2回)
- 技術ランクにより価格が異なる
- 指名料: 2,000円〜25,000円
所在地: 表参道、六本木、銀座、新宿ほか全国9院
おすすめポイント: アートメイク専門に特化した技術力の高さ、男性向けデザイン(ナチュラル、スタンダード、インテリジェンス、クールなど)が豊富
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デイジークリニック
特徴
- 男性利用者が多く、眉毛アートメイクの症例も豊富
- 「ナチュラル技法」と「dazzy brow」が男性に人気
- カウンセリングはオンラインでも可能で時間短縮に
料金
- パウダー眉: 69,800円(2回)〜
- ナチュラル眉(毛並み): 49,800円(2回)〜
- dazzy brow(パウダー+毛並み): 69,800円(2回)〜
- 指名料: 11,000円〜
所在地: 札幌院、渋谷本院、大阪心斎橋院、福岡天神院
おすすめポイント: 毛並み+パウダーの質感が絶妙で自然かつカッコいい仕上がり、比較的リーズナブルな価格設定
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Gメディカルアートメイククリニック(旧グロウクリニック)
特徴
- 丁寧な手彫りによる4Dストローク眉が人気
- 男性の骨格に合わせた特別なデザインを提案
- 幅広い年齢層(20代〜70代)の男性に支持されている
- 症例件数60,000件以上の実績
料金
- アイブロウ: 75,000円(1回)、60,000円(3回目以降)
所在地: 渋谷院、新宿院ほか
おすすめポイント: 男性専用のデザインとカラーが充実、シンプルな料金体系でわかりやすい
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エルムクリニック
特徴
- 国内外の最新技術を採用したアートメイク施術
- 男性でも自然な仕上がりを重視
- 眉毛の毛並み技法が男性客にも人気
- カウンセリングの丁寧さに定評あり
料金
- 料金はクリニックによって異なる
- 指名料あり(2,000円〜)
所在地: 東京、京都など複数院展開
おすすめポイント: 衛生管理の徹底ぶりが評価高く、施術に使用する医療用針は患者の目の前で新品を開封する安心感
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クリニック選びのポイント

失敗しないクリニック選びのためのチェックポイントを解説します。
メンズ症例の豊富さをチェック
男性向けのアートメイク実績が豊富かどうかは最重要ポイントです。公式サイトやSNSで男性の症例写真(ビフォーアフター)を多数掲載しているクリニックを選びましょう。男性の顔立ちや骨格は女性と異なるため、女性向けの技術だけでは理想の仕上がりが得られないことがあります。
技術力と実績
眉毛アートメイクを始めてどのくらい経つのか、アーティストの経験や資格はどうか、症例数はどのくらいあるのかなどを確認しましょう。最近では施術者のランクを分けて料金設定しているクリニックも多く、予算や希望に応じて選べるようになっています。
デザイン力
希望の仕上がりイメージを明確に伝えられるかどうかが重要です。「おまかせ」で施術を受ける場合でも、顔の黄金比をきちんと測定し、骨格や表情筋から理想の形を導き出してくれるクリニックを選びましょう。カウンセリングで使用する機材やデザインの提案方法もチェックポイントです。
清潔さと安全性
アートメイクは医療行為です。必ず医師や看護師が在籍する医療機関で受けましょう。個人サロンやエステでの施術は違法であり、感染症などのリスクがあります。また、使用する色素がFDA(アメリカ食品医薬品局)の基準をクリアしているかも確認しておくと安心です。
アフターケアの充実度
施術後のケア方法の説明や、万が一のトラブル時の対応など、アフターケアが充実しているかを確認しましょう。仕上がりに不満がある場合の修正対応なども事前に確認しておくと安心です。
口コミや評判
実際に施術を受けた人の口コミや評判をチェックすることも大切です。特に男性からの口コミがあれば参考になります。ただし、個人差もあるので複数の情報源から判断することをおすすめします。
料金体系の透明性
明確な料金体系を提示しているかどうかもチェックポイントです。表示価格以外に追加料金が発生しないか、2回目以降の施術料金はいくらかなど、トータルコストを事前に把握しておきましょう。
アートメイクについてよくある質問

アートメイクは痛いですか?
表面麻酔を使用するため、施術中の痛みは比較的軽度です。個人差はありますが、「ちくちくする程度」「眉の周りを軽くつままれる感覚」と表現する方が多いです。麻酔が切れてきた場合は追加することも可能です。
アートメイクは何回施術するのが理想ですか?
初めての方は2〜3回の施術が理想的です。1回目の施術でベースを作り、2回目で形や色を調整します。最初から濃い色を入れると失敗のリスクが高まるため、段階的に色を入れていくのがベストです。また、初めての方は色落ちしやすい傾向があるため、複数回の施術で色素をしっかり定着させることが重要です。
アートメイクはMRI検査に影響しますか?
最新の色素はFDA基準をクリアしたものが多く、鉄含有量はごく微量です。そのため、最新の色素を使用したアートメイクであれば、MRI検査も問題なく受けられます。ただし、金属アレルギーの方は事前にクリニックに相談することをおすすめします。
施術に適さない人はいますか?
以下の方はアートメイクを受けられない、または注意が必要です:
- 金属アレルギーがある方
- ケロイド体質の方
- 皮膚疾患がある方
- 糖尿病など血液の病気がある方
- 妊娠中・授乳中の女性
- 未成年者
持病や服用中の薬がある場合は、必ず事前に医師に相談しましょう。
アートメイクの持続期間はどのくらいですか?
個人差がありますが、一般的に2〜3年程度です。肌質や生活習慣、紫外線の浴び方などによって持続期間は異なります。肌代謝が活発な若い方や、スキンケアをしっかり行っている方は比較的早く色が薄くなる傾向があります。
失敗した場合はどうなりますか?
眉毛アートメイクは、完全に消えるまで時間がかかりますが、レーザー治療による除去が可能です。ただし、除去には高額な費用がかかるため、初めから信頼できるクリニックで施術を受けることが重要です。また、色が濃すぎる場合は時間の経過とともに薄くなる場合もあります。
施術後のケアで注意すべきことは?
施術後24時間は入浴、飲酒、激しい運動を控えましょう。また、1週間程度は指示されたワセリンや軟膏を定期的に塗り、眉周りを清潔に保ちましょう。色の定着を良くするために、施術後1〜2週間は日焼けを避け、眉をこすらないよう注意することも大切です。
まとめ

男のアートメイクは身だしなみの新常識
眉毛アートメイクは、もはや女性だけのものではありません。顔の印象を大きく左右する眉毛を整えることで、男性の魅力も大きく向上します。
最近の調査では、女性の97.6%が「男性が眉毛を整えること」に好印象を持っているというデータもあります。清潔感や知的さ、信頼感など、ビジネスでも恋愛でも重要な印象を与えることができるのです。
ポイントは「自然であること」。男性らしさを損なわず、かつ清潔感のある眉毛を手に入れることで、日々の身だしなみの手間も省け、あらゆるシーンで自信を持って過ごせるようになります。
アートメイクは決して安い施術ではありませんが、2〜3年持続することを考えると、長期的には非常にコストパフォーマンスの良い投資と言えるでしょう。特に営業職や接客業、経営者など、人との対面が多い職業の方には大きなメリットがあります。
男性の美容意識が高まる現代、アートメイクは「隠れた身だしなみの新常識」として、今後ますます普及していくことでしょう。
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