この記事は、二重埋没法を検討している全ての方へ、実際に二重埋没法を体験した私が、最も知っておくべき「6点留め」の真実と注意点をお伝えするために執筆しました。
「二重埋没法」と聞いて、まず思い浮かぶのは「手軽に二重になれる」というメリットでしょう。
しかし、二重埋没の術式や留め点数が増えるほど、「本当に取れないの？」「デメリットはないの？」と不安になる方も多いはず。
特に「二重埋没6点留め」は、より強固な二重ラインを形成するために選ばれることが多い術式ですが、留め点数が増えることで、特有のデメリットも存在します。
私自身、2023年8月にループ式の4点留めを経験し、2年以上経った今も美しい二重ラインをキープしています。
自身の体験で得たリアルな情報と、多くのクリニック情報を徹底的に調べ上げた専門知識に基づき、「二重埋没6点留めのメリット・デメリットの真実」を包み隠さずお話しします。
この記事を読めば、不安なく自分に最適な二重埋没法を選ぶことができ、理想の二重を手に入れるための第一歩を踏み出せるでしょう。
Contents
二重埋没法「6点留め」とは？4点留め・2点留めとの違いを徹底比較
二重埋没法を選ぶ際、最も悩むのが「何点留めにすればいいのか？」という点です。
まずは、「二重埋没6点留め」がどのような手術なのか、他の術式と比較しながら理解していきましょう。
二重埋没法「6点留め」とは？：埋没の「点数」が示すもの＝まぶたへの固定力と持ち
二重埋没法における「〇点留め」とは、まぶたの裏側にある瞼板（けんばん）または挙筋（きょきん）に、医療用の極細の糸を何カ所固定するかを示します。
二重埋没の点数が多いほど、まぶたの皮膚と、二重のラインを形成する組織との固定が強固になり、結果として「二重の持ち（持続性）」と「二重ラインの安定感」が高まります。
| 留め点数 | 主な特徴 | メリット | デメリット | おすすめのまぶた |
| 2点留め | 最も手軽な方法。ダウンタイムが短い。 | 費用が安い、ダウンタイムが短い、修正しやすい。 | 取れやすい、ラインが不安定になりやすい。 | まぶたが薄く、二重になりやすい方。 |
| 4点留め | バランスが良く、多くのクリニックで主流。 | 持ちと安定感のバランスが良い。私の体験した術式。 | 稀に取れる可能性がある。 | 標準的なまぶたの厚さの方。 |
| 6点留め | 最も強固に固定する方法。取れにくい。 | 取れにくい、ラインが安定し理想の幅になりやすい。 | 費用が高め、ダウンタイムが長くなる可能性、まぶたへの負担。 | まぶたが厚い、幅広の二重を希望する方。 |
二重埋没法「6点留め」とは？：私の体験談では「4点留め」でも十分綺麗だった
私は、比較的まぶたの厚さが標準的だったため、医師の勧めでループ式の4点留めを選びました。
医師から「二重埋没4点留めでも、まぶたの裏側で糸をクロスさせるループ式は、非常に強度が強い」と説明を受け、納得して決めました。
結果として、2年以上経った今も、二重埋没のラインは崩れることなくキープできています。
しかし、もし私が「まぶたが非常に厚い」「とにかく幅の広い、平行二重にしたい」という希望を持っていたら、迷わず「二重埋没6点留め」を選んでいたでしょう。
二重埋没6点留めは、より多くの点で支えるため、まぶたの厚さに負けず、広くて安定した二重ラインを形成しやすいという強みがあるからです。
二重埋没「6点留め」の真のデメリット４選
二重埋没6点留めは非常に魅力的な術式ですが、留め点数が増えることによる、無視できないデメリットも存在します。
これらのリスクを事前に知っておくことが、失敗を回避するための鍵となります。
二重埋没「6点留め」のデメリット１：ダウンタイムが長くなる傾向がある
最も気になるのが二重埋没後のダウンタイムです。
二重埋没の留め点数が増えるということは、それだけ針を通す回数が増え、まぶたの組織に与えるダメージが増えるということです。
- まぶたの腫れ： 糸を通す場所が増えるため、内出血や腫れの範囲が広がりやすく、結果として二重埋没の腫れが引くまでの期間が長くなる傾向があります。
- ＜一般的なダウンタイムの目安＞
- 二重埋没2点留め：3日～1週間程度
- 二重埋没4点留め：1週間～10日程度
- 二重埋没6点留め：10日～2週間程度
- ＜一般的なダウンタイムの目安＞
- 内出血のリスク： 針が血管に触れるリスクも増すため、内出血が発生しやすく、紫色や黄色の跡が消えるまでに時間を要することがあります。
【体験者としてのリアルな感覚】
私の二重埋没4点留めでも、「これは会社に行けるな」と自信を持てたのは二重埋没後7日目でした。
二重埋没6点留めとなると、「丸々1週間はお休みを取る、または人に会わない期間が必要」と覚悟した方が安心でしょう。
二重埋没「6点留め」のデメリット２：ゴロゴロ感や異物感が強く出る可能性がある
二重埋没法は、まぶたの裏側に「糸の玉（結び目）」ができる手術です。
二重埋没の留め点数が多いほど、この結び目の数が増えます。
- 結び目が多くなる： 二重埋没6点留めでは、片目につき3カ所ずつ、合計6カ所の結び目がまぶたの裏側にできます（※クリニックの術式による）。
- ゴロゴロ感・痛み： この二重埋没の結び目が、目を開閉するたびに眼球の表面（角膜）と擦れることで、ゴロゴロとした異物感や、チクチクとした痛みを感じやすくなるリスクが高まります。
- 角膜への影響： 非常に稀ですが、二重埋没の結び目が原因で角膜を傷つけ、眼科的な問題を引き起こす可能性もゼロではありません。
信頼できるクリニックでは、二重埋没の結び目が表面に出ないように「埋め込む」「皮下に潜らせる」技術に長けていますが、留め点数が多いほど、医師の技術力が試されます。
二重埋没「6点留め」のデメリット３：費用が高くなる
二重埋没法の料金システムは、留め点数が増えるごとに高くなるのが一般的です。
二重埋没6点留めは、クリニックが提供するメニューの中で、最も高額なプランの一つとなることがほとんどです。
- クリニック選びの重要性： 費用が高い分、二重埋没に使用する糸や麻酔、保証内容などが手厚くなることが多いですが、「高額＝必ず成功する」わけではありません。
- 再手術（抜糸・かけ直し）： 二重埋没6点留めの後に「幅を変えたい」「元に戻したい」となった場合、抜糸する糸の数も多いため、抜糸費用や再手術費用も高額になる傾向があります。
二重埋没の「予算」と「得られる持続性・安定性」をしっかりと天秤にかける必要があります。
二重埋没「6点留め」のデメリット４：まぶたへの負担と将来的な影響
この点は、最も議論されるべき二重埋没6点留めのデメリットの一つです。
- まぶたの組織が硬くなる： 多くの点で糸がまぶたの組織を締め付けるため、繰り返しの二重埋没法や、点数の多い埋没法を行うことで、まぶたの組織が徐々に硬く、分厚くなる可能性があります。
- 切開法への影響： 将来的に「やっぱり切開法にしよう」となった場合、二重埋没法の糸が組織に食い込んでいると、切開手術の難易度が上がったり、ダウンタイムが長引いたりする要因になる可能性があります。
- 眼瞼下垂のリスク： 特に「挙筋法」の場合、多くの点で挙筋を締め付けることで、眼瞼下垂（まぶたが開きにくい状態）を引き起こすリスクも高まります。（※非常に稀なケースです）
【独自考察：医師の技術力に大きく左右される】
これらの二重埋没6点留めのデメリットは、「医師が糸を適切な強さで結べているか」に大きく左右されます。
強すぎれば組織が傷つき、弱すぎれば取れてしまう。
二重埋没6点留めは、医師の繊細な技術力が最も求められる術式と言えるでしょう。
二重埋没法「6点留め」がおすすめな人・避けるべき人
二重埋没6点留めにはデメリットがあるとはいえ、6点留めが最適となる方もいます。
あなたのまぶたのタイプと希望に合わせて、二重埋没6点留めが適しているかをセルフチェックしてみましょう。
二重埋没6点留めが「最強の選択肢」になる人
| 項目 | 二重埋没6点留めがおすすめな理由 |
| まぶたが厚い・脂肪が多い | 留め点数を増やすことで、分厚いまぶたの重さに負けない強固な固定力を得られる。 |
| 広めの二重幅（特に平行型）を希望 | 広い二重幅は、まぶたへの負担が大きい。多くの点で支えることでラインの安定性が増す。 |
| これまでに埋没法が取れてしまった経験がある | 過去に取れたということは、まぶたの組織の強度や癖が強い可能性がある。最も強固な6点留めでリベンジを。 |
| ダウンタイムが長くても良いから、持続性を最優先したい | 頻繁な再手術はまぶたへの負担が大きい。最初に最も取れにくい術式を選んでおきたい方に。 |
二重埋没6点留めを「避けた方が良い」または「再検討すべき」人
| 項目 | 二重埋没6点留めを避けるべき理由 |
| まぶたが薄い・脂肪が少ない | 2点や4点でも十分に効果が得られる。不必要な留め点数は、異物感や負担を増やすだけ。 |
| ダウンタイムを最小限にしたい | 6点留めはダウンタイムが長くなりやすい。仕事や学校の予定を調整できない場合は避けるべき。 |
| ゴロゴロ感や異物感に敏感な方 | 結び目が多くなるため、他の術式よりも異物感が出やすい。不安な場合は、保証が手厚い4点留めなどを検討。 |
| 将来的に切開法を視野に入れている方 | 組織への負担が増すため、切開法を予定している場合は、医師と相談して最適な点数を選ぶべき。 |
失敗回避！二重埋没6点留めのリスクを最小限にするチェックリスト
二重埋没6点留めのデメリットを理解した上で、それでも施術を受けたいと考えるなら、「クリニック選び」と「事前の対策」でリスクを最小限に抑えることが可能です。
二重埋没6点留めのリスクを最小限にする方法：「術式」と「保証」を徹底的に確認する
二重埋没6点留めといっても、クリニックによって術式は様々です。
- 糸の通し方（瞼板法 vs 挙筋法）：
- 瞼板法（けんばんほう）： 瞼板という硬い軟骨組織に糸を通す二重埋没法。強度が強く取れにくいが、結び目が角膜を刺激するリスクがある。
- 挙筋法（きょきんほう）： まぶたを開ける筋肉（挙筋）に糸を通す二重埋没法。より自然な二重になりやすいが、眼瞼下垂のリスクがわずかにある。
- 最適な選択： 二重埋没6点留めの場合、「瞼板と挙筋の両方に通すハイブリッド型」や、「ループ式」など、クリニック独自の工夫を凝らした術式を選択できるかを確認しましょう。
- 保証内容の確認：
- 「取れた時の再手術」だけでなく、「幅が気に入らなかった時の抜糸・かけ直し」の保証が、何年間、何回まで含まれているかを必ず確認してください。高額な二重埋没6点留めだからこそ、手厚い保証を選ぶべきです。
二重埋没6点留めのリスクを最小限にする方法：医師の「埋没法の実績数」と「得意なデザイン」を調べる
二重埋没6点留めは、非常に繊細な技術が要求されます。
- 実績数： 公式サイトやブログで、「二重埋没法〇千件以上の実績」といった情報や、症例写真の数をチェックしましょう。
- 得意なデザイン： 二重埋没6点留めは、幅広で華やかな二重（特に平行型）を希望する方が選ぶことが多いです。あなたが希望する「幅広の平行型」や「末広型」の症例写真が豊富にある医師を選ぶべきです。
二重埋没6点留めのリスクを最小限にする方法：カウンセリングで「異物感」について質問する
二重埋没6点留めのデメリットで述べたように、異物感・ゴロゴロ感のリスクは高くなります。
- 結び目の処理： 医師に直接、「二重埋没6点留めの場合、結び目はどのように処理し、眼球への刺激をどう防ぐのか」を質問してください。
- 私の4点留めの経験： 私の場合、二重埋没後1週間ほどは「瞬きをするたびに小さな違和感がある」程度でしたが、1ヶ月で完全に消えました。二重埋没6点留めの場合、この違和感が長く続く可能性を考慮し、医師の具体的な対策を聞き出しましょう。
【体験者が本気で選んだ】二重埋没法でおすすめのクリニック9選
私が自身の二重埋没の手術で得た経験と、プロの目線で「信頼できる」と判断したクリニックを紹介します。
重要なこと： 多くのクリニックでは、カウンセリングは無料で提供されています。カウンセリングを受けたからといって、必ずしも二重埋没の契約をする必要はありません。複数のクリニックの医師に相談し、自身のまぶたの状態と希望を伝え、「二重埋没6点留めが最適なのか」を客観的に判断してもらうことが、失敗しないための最も重要なステップです。
| クリニック名 | 特徴・おすすめポイント | 料金体系（二重埋没法） |
| 湘南美容クリニック | 圧倒的な症例数と全国展開。技術力と価格のバランスがとれたプランが豊富。 | 「週末二重術」など、様々なプランあり。 |
| TCB東京中央美容外科 | 高度な「TCB式1dayクイックアイ」は、ダウンタイムの短縮と持続性に注力。デザイン力が高い。 | 独自の技術による豊富なプランと手厚い保証。 |
| 共立美容外科 | 独自の「共立式二重埋没P-PL挙筋法」は、糸の結び目をまぶたの裏から目立たなくする工夫が強み。 | P-PL挙筋法（〇点留め）など、安心の技術力。 |
| TAクリニック | 「戻り保証」が手厚く、切開法に近い持続性を目指した術式が豊富。芸能関係者からの信頼も厚い。 | 独自の「TAクリニック式」による高持続プランあり。 |
| 聖心美容クリニック | 全国のクリニックが直営院で、質の高い美容医療を提供。医師の技術研修に力を入れている老舗。 | 医師の技術を重視した、高品質な二重埋没法。 |
| 大塚美容形成外科 | 開院40年以上の老舗クリニック。実績と信頼で、患者一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術。 | 瞼板法・挙筋法から選べる独自の「ナチュラル法」。 |
| ヴェリテクリニック | 修正手術の評判が高い、難易度の高い症例にも対応できる高い技術力が強み。 | 高度な技術を要する二重埋没法を提供。 |
| もとび美容外科クリニック | 経験豊富な院長によるカウンセリングと施術。患者の希望に寄り添う丁寧な二重埋没が特徴。 | 独自の二重埋没法「プレミアム」「エクセレント」など。 |
| 東京美容外科 | 「メスを使わない」二重埋没法にも力を入れ、痛みの軽減やダウンタイムの短さにこだわった術式。 | 独自の「クイックコスメティーク法」など。 |
各クリニックの二重埋没の詳細情報
湘南美容クリニック
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【まとめ】二重埋没6点留めのデメリットについて
二重埋没法「6点留め」は、まぶたの厚い方や、高い持続性を求める方にとって、非常に有効な選択肢です。
しかし、二重埋没後のダウンタイムの長期化や、異物感のリスクが高まるというデメリットも、しっかりと理解しておく必要があります。
私の経験（二重埋没4点留め）から学んだ最も重要な教訓は、「医師選びが全て」だということです。
二重埋没6点留めのような高度な術式であればあるほど、「適切な強さで糸を結び、結び目をまぶたの裏に完全に埋め込む」という医師の技術力が成功の鍵を握ります。
二重埋没6点留めで失敗しないための最終チェックリスト
- 「二重埋没6点留め」の前に「4点留め」も比較する： まぶたが薄いなら、不必要な6点留めは避ける。医師に「4点留めと6点留め、どちらがあなたのまぶたに最適か」を客観的に判断してもらう。
- 二重埋没後のダウンタイムは10日～2週間を確保する： 6点留めを選んだ場合、最低でも1週間の休みを確保し、内出血が引くまでの期間を考慮する。
- 二重埋没の保証内容を徹底的に確認する： 料金が高い分、「取れた時の再手術」だけでなく、「幅の変更」の保証が手厚いクリニックを選ぶ。
そして、最も重要な次のステップは、行動を起こすことです。
ほとんどのクリニックでは、二重埋没のカウンセリングは無料です。
「カウンセリング＝契約」ではありません。
まずは気になるクリニックに足を運び、専門家である医師にあなたのまぶたを直接診てもらい、二重埋没について不安な点を全てぶつけてください。
この記事が、あなたの理想の二重への一歩を後押しできることを願っています。
※本記事は、筆者の個人の体験と、公開情報をもとに執筆したものであり、効果や安全性を保証するものではありません。
二重埋没の施術を検討する際は、必ずご自身の責任において、複数のクリニックの医師にご相談ください。
